不動産ビジネス専門家協会(PREB)代表理事の中沢誠です。
このコラムでは、私がPREBの運営に携わる中で感じたことや、どういう思いで取り組んでいるのか等について、不定期に、徒然なるままに書いていきたいと思っております。
※なお、本コラムは中沢誠の個人的な意見や感想を記すものであり、(代表理事が執筆するものではありますが)不動産ビジネス専門家協会を代表するものではありませんので、ご理解の程よろしくお願いします。
まずは自己紹介から
私は「不動産に特化した行政書士」としてビジネスを行っています。
現在の主な業務内容は、(1)不動産に関わる許認可申請サポート、(2)物件調査及び重要事項説明書ドラフト作成サポート、(3)不動産関連契約書作成サポート、(4)セミナー・研修講師です。
行政書士登録は2010年5月で、それ以前は国内不動産会社に7年弱、外資系ファンド(AM会社)に約11年勤務しておりました。それぞれの会社で色々と面白い経験をしてきましたが、そのあたりについては追々書いていきますね。
PREBの始まり
PREBは2014年10月に設立され、私は設立当初より代表理事を務めています。
元々は創立メンバーの一人と私が意気投合し、「ニュースレターの発行等の情報発信を共同してやっていきたいね」という話からスタートしました。
そこから、「二人だけではなくもっとメンバーを増やそう」、「共同して何かをやるなら法人化したほうが良いね」、「ニュースレターだけではなくセミナーとかもやろう」といった流れで話がどんどん広がっていき、今の形になったという経緯があります。
そういう流れだったので、私の中では、自分が強い思いを抱いて立ち上げたものではなく、仲間たちと一緒に少しずつ形にしてきたのがPREBなのだという意識が強いのです。代表として自分が前面に出てスポットライトを浴びることよりも、裏方として会員(登録専門家)の皆さんを応援していくことに喜びを感じています。
おかげさまで、PREB設立からもうすぐ10年を迎えます。当初7名でスタートしたのが、今ではその約10倍の方々に会員(登録専門家)として活動にご参画頂くまでになり、創立メンバーの一人として感慨深いものがあります。
このコラムを始める理由
会員(登録専門家)の方々と話す中で、PREBがどういう団体なのか、何を目指しているのか、ということがあまり共有できていないように感じています。会員(登録専門家)となって頂いた方々ですらそうなのですから、外部から見たら「得体の知れない団体」と思われているのかもしれませんね…。
もちろん、PREBに求めるものは人それぞれであって良いし、目指すことが複数あっても構わないのですが、最低限のところでは共有していたほうが良いし、もっと発信していくべきではないかと考え始めました。そして、それをやるべきなのは、創立メンバーであり、会を代表する立場である自分なのだということも。
これがこのコラムを始めようと思った理由です。
しかし、私の考え・思いというのはあくまでも私個人のものであり、理事の皆さん、会員(登録専門家)の皆さんの総意ではありません。それを前提としたうえで、代表である中沢がどんなことを考えているのかを知って頂くことで、PREBがどういう団体で、どんな目的で活動しているのかを理解する一助になればと思っています。今後ともお願いいたします。
執筆者
一般社団法人不動産ビジネス専門家協会代表理事
不動産法務サポートオフィス行政書士事務所
行政書士
宅地建物取引士