2025年3月に開催予定の第121回月例勉強会は、当協会登録専門家の松橋輝彦氏が「賃貸オーナーは知っておきたい既存不適格と違法建築」と題してお話します。
講演概要
建築基準法は昭和25年の制定以来、日本の経済成長や都市の様相の変化、幾度もの災害の被害を経て、たびたび改正を重ねてきました。そして近年建築についてのコンプライアンスの一層の重視から既存不適格建築物や違反建築物となる可能性の再確認が必要です。
本勉強会では、既存不適格建築物が生まれた背景や、どのような経緯で違反建築物になるのかといった流れから、新耐震・旧耐震基準の違いをはじめとする基本的な知識も解説します。
さらに、令和7年の四号特例廃止がもたらす影響、新たに既存不適格となる建物の可能性についても解説します。
不動産売買に携わる方には重要事項説明書作成にあたって重要なポイントとなりますので、長年の大手不動産会社での経験と視点から、前記の諸問題に対して解説します。
【目次】
・何故既存不適格建築物が生まれたか、どのような経緯で違反建築物になる?
・まず、特にどこをチェック?
・付)令和7年四号特例廃止、あらたな既存不適格建築物の登場
・新耐震・旧耐震、四号特例廃止と構造計算
<概要>
日 時: 2025年3月18日(火)18:30~20:00
演 題: 賃貸オーナーは知っておきたい既存不適格と違法建築~これから重要事項説明書を作成する方にも~
講 師: 松橋輝彦(宅地建物取引士)
会 場: 東京都中央区銀座7丁目13番5号 NREG銀座ビル1階
定 員: 会場15名・オンライン100名
料 金: 一般3,000円(税込) ※当協会登録専門家は無料
主 催: 一般社団法人不動産ビジネス専門家協会
※本勉強会の参加方法には、会場参加・オンライン参加の2つの方法がございます。