2016年8月18日に開催した第20回月例勉強会は、「信託制度の基礎知識と不動産をめぐる信託の活用方法」と題し、当協会登録専門家で司法書士の塩足昌弘氏が登壇いたしました。
概要
平成18年に信託法が改正されました。法制定以来の抜本的な大改正とも言われており、多様な信託制度が新設されたことにより、これまで使いづらいとされていた信託の自由化が促進されつつあります。
しかし、その専門性の高さもあってか、信託の制度はまだまだ一般に広く普及したとは言い難い状況が続いています。
そこで、今回の勉強会では、そもそも信託とはどのような仕組みになっているのか?どういう目的で活用することができる制度なのか?という基本をおさえた上で、いわゆる「民事信託」や、不動産管理会社と信託を用いたスキームなど、実際の活用方法について、具体的な事例を交えながら解説しました。
講師紹介
塩足司法書士事務所
司法書士