私が本当に好きなもの
昔から、きれいな水が好きだ。
澄んでいて、かつ動きのある水。
私が心を惹かれるのは、小さな水の流れを見ること。
大河や、深い河も嫌いではないが、そこまでではない。
底がよく見えて、深さは3センチくらいでもいい。
チョロチョロ程度で構わない、轟々とは流れてほしくない。
それを、じーーーーーっと、何時間でも見ていたい。
水の流れを見ている時間がとても好きだ。
こういう趣味?って、自己紹介では伝えにくい。
そしてなぜか趣味を訊かれたときには出てこないのだ。
オフィシャルな私の趣味は「飲酒」である。
とはいえ、酒ならどんなものでもいいということではない(本当だ)。
旨い酒というのは、ジャンルに関わらず、よい水を使っているものであって、私が好きな「きれいな水」につながっているのである。
酒を許されて、酒が作り出す時間がとても好きだ。
一日の締め括りに、がんばった私は酒を飲む。
その酒をより旨くするために仕事に励む。
だが、私は小さな水の流れが酒以上に好きだったのだ。
今度の休日は、酒ではなく、流れる水に癒されてみようか。
…と思いながら今日も酒を飲む私であった。
執筆者紹介
片野社会保険労務士事務所・片野行政書士事務所
社会保険労務士
行政書士