先祖を大切に
僕は今の家に引っ越した頃は二人暮らしでしたが、諸般の事情で一人になり、空いたスペースに祖母が来て一緒に住み始め、気が付けばもう4年が経ちました。
現在80歳の祖母からは「お墓参りは大事やから一緒に行くで」と、年に数回は高津にある曽祖父と曽祖母のお墓参りに行っています。
話は変わり、僕は自分の理想とする賃貸管理・仲介・コンサルティングサービスを提供するため、前職を一昨年に退職しました。
ご縁をいただいて昨年1月から株式会社東京レントでお世話になり、「よし、これから実績を出していこう!」と昨年2月は好調でしたが、新型コロナウィルスの蔓延が始まって翌月3月は成績もガタ落ちし、「このままじゃ生活できないかも・・・」と非常に不安になりました。
周りの方に救われてそれ以降はなんとか持ちこたえましたが、時折参加していた経営者向けセミナーで「お墓参りは大事だ」という話をよく耳にしたので、少しコロナも落ち着いた昨年10月にGoToトラベルを使って十数年ぶりに愛媛のお墓参りに行ってきました。
すると、戻ってきてから不思議と多くの仕事に恵まれ、現在に至るまで業績も右肩上がりに伸び続けました。
また、今年3月に曽祖父母の二十三回忌の法事を行い、費用を半分出したのですが、今年5月にも別のお寺から二十三回忌の案内が来たので、「せっかくだから法要だけでもやってもらったら?」と同居する祖母に御布施を渡してお願いしました。
数日後、驚くことにお客様から親戚の家主様をご紹介いただけ、マンション5棟の管理委託・専任媒介に繋がりました。
お墓参りに行くと何となく晴れやかな気分になりますが、それ以上に様々な形で恩恵にあずかれているような気がします。
このコロナ禍の中、色々と大変なことがあると思います。そんな時こそ先祖に感謝して、お墓参りをはじめ先祖の供養を行ってみると、思わぬチャンスが訪れるかもしれません。
執筆者紹介
株式会社東京レント
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士