2022年9月20日に開催した第91回月例勉強会は、「J-REITの開示資料から読む不動産投資マーケットの動向」と題し、当協会登録専門家で合同会社かまくらトラストアドバイザーズ代表社員の齋藤徹也氏が登壇いたしました。
概要
2001年9月に日本に導入されたJ-REIT(上場不動産投資信託市場)の誕生から、20年以上が経過しました。
今や上場銘柄は60を超え、時価総額も約20兆円の規模感を誇るマーケットになりました。
オフィス、住居、商業、ホテル、倉庫と様々なタイプの投資対象があり、、国内外の機関投資家、国内の個人投資家や融資や社債の関係から金融機関等も参画しています。
上場銘柄からアセットタイプの異なる銘柄の開示資料をピックアップいたします。投資対象の今後の不動産投資マーケットや不動産金融市場の動向を読み取るキーワードを探しながら、今後のマーケットの動向を感じつつ、不動産ビジネス進展の一助になればと考えます。
講師は、2001年のJ-REIT市場の創設からかかわり、資産運用会社(2005年~2010年)でのリーマンショックをはじめとする経験等を有しています。
また、2022年6月よりエスコンリートの投資運用委員会の委員長(外部委員)を務める等、現在もこのマーケットに関与しています。
今回の勉強会では、投資家の資産運用として定着したJ-REIT市場の開示資料から、不動産投資、金融マーケットの動向をお話しいたしました。
講師紹介
合同会社かまくらトラストアドバイザーズ代表社員
宅地建物取引士
一般社団法人不動産証券化協会認定マスター