第108回月例勉強会を開催しました

第108回月例勉強会を開催しました

2024年2月20 日開催した第108回月例勉強会は、「コロナ禍後の不良債権不動産の現状と解決事例」と題し、当協会登録専門家でNPO法人住宅ローン問題支援ネット代表理事・株式会社シエンプラス代表取締役の高橋愛子氏が登壇しました。

概要

東京商工リサーチによると、2023年度上半期(4-9月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は件数が4,324件(前年同期比37.6%増)、負債総額は1兆5,959億9,800万円(同8.3%減)でした。

倒産件数は、2年連続で前年同期を上回り、年度上半期では2019年度同期(4,256件)以来、4年ぶりに4,000件台に乗っています。

「ゼロゼロ融資」利用後の倒産は333件(前年同期231件)「物価高」倒産は334件(同122件)で増勢が続く中、「不動産競売」は減少となっています。

今回の勉強会では、そのような時代背景の中での不良債権不動産の取り扱いと解決事例についてお話頂きました。

<目次>
1.最近の任意売却、競売事情
2.事例研究
 ①高齢者向けリースバック事例
 ②法人破産による物上保証人の不動産保全
 ③事業再生法人の不動産の任意売却
 ④不動産資産 価値の最大化による資金確保

講師紹介

髙橋愛子

NPO法人住宅ローン問題支援ネット代表理事
株式会社シエンプラス代表取締役

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