2024年6月28日に開催した第112回月例勉強会は、「実務から見た競売不動産の落とし穴」と題し、当協会登録専門家で株式会社ミライズ代表取締役の鈴木伸一氏が登壇しました。
概要
不動産競売は、かつては専門業者でなければ手を出しにくい部分がありました。しかし民事執行法の改正がすすみ、現在ではどなたでも公正かつ安全に入札(取引)ができるようになりました。
しかしながら、一般の不動産取引と異なり、落札しても権利調整や残置物の取扱いなど、専門知識が必要なことはもちろん、競売特有の落とし穴なども散見されています。
今回の勉強会では、不動産競売の取り扱い解決事例についてお話しいただきました。
<目次>
1.最近の不動産競売事情
2.不動産競売の注意点
①入札時:三点セットの注意点
②落札後:占有者と残置物について
3.事例研究
事故物件、共有物件、借地権付き建物
講師紹介
株式会社ミライズ代表取締役