2024年8月20日に開催した第114回月例勉強会は、「管理担当者が実例で解説する「立退きの要諦」」と題し、当協会登録専門家の三好貴大氏が登壇しました。
※今回の勉強会において、オンライン設定に不具合が生じたため、お申込み頂いた皆様に多大なご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。
概要
賃貸経営を営む家主としては、誰しも「良い方に長く住んでもらいたい」という願いを持っている反面、契約違反や建て替えのために「早く退去してもらいたい」と考え、立退きが必要になる場合があります。
賃貸物件であれば、管理会社が借主に対して最初のコンタクトを取るケースが多いですが、立退きは一歩間違えれば大きなトラブルに発展し、弁護士の介入や裁判を余儀なくされるケースもあります。
また、法的に超えてはいけない一線もあり、注意が必要です。
賃貸管理に特化している私も数多くの立退きに関与しましたが、弁護士が介入したケースは1度もなく、相手方からは多くの感謝や労いの言葉、中には贈り物をいただくこともありました。
今回は、講師が携わった「定期借家契約終了」「契約違反」「老朽化による建て替え」に関する立退き実例の紹介を行い、それらの円滑な立退き実例に共通する「注意点」と「要諦」について解説して頂きました。
<目次>
1.実例紹介
2.立退きの基本的な流れ
3.立退きの注意点
4.立退きの要諦
5.質疑応答
講師紹介
株式会社東京レント
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士