第123回月例勉強会を開催しました

第123回月例勉強会を開催しました

2025年5月20日に開催した第123回月例勉強会は、「弁護士が解説する『老朽化マンション立退き交渉の実務』~交渉から訴訟・強制執行まで」と題し、当協会登録専門家で弁護士の髙砂美貴子氏が登壇しました。

概要

今回の勉強会では、「老朽化マンション立退き交渉の実務」と題して、任意交渉から訴訟・強制執行まで、弁護士が実務的な観点から豊富な事例を交えて解説しました。

通常、マンションの建替えは築40~50年で検討されるケースが多いですが、「準備」「検討」「計画」も含めると、建替え完了まで凡そ10年以上かかります。

そのため、建替えプロジェクトを迅速に進めるためには、入居者の早期立退きは不可欠です。

このようなオーナー様のニーズにお応えするため、本勉強会では具体例を通じて実践的な立退き実務について解説いたしました。

<目次>
1.建物明渡請求事件の特徴
2.弁護士介入のタイミング
3.裁判手続の流れ
4.訴訟手続の留意点
5.占有移転禁止の仮処分
6.強制執行

講師紹介

髙砂美貴子

九重桜法律事務所
弁護士

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