2025年6月17日に開催した第124回月例勉強会は、「築古物件の修繕をめぐるトラブルと対策、および、建替に向けた定期建物賃貸借の活用」と題し、当協会登録専門家で弁護士の尾原央典氏が登壇しました。
概要
建物が老朽化すると、漏水などの不具合がいろいろと起こってきます。
オーナーが修繕を怠っていると、テナントが自分で修繕を行ってしまったり、賃料の減額を求められたりすることがあります。場合によっては、修繕義務違反を理由にオーナーが損害賠償責任を問われることもあります。
今回の勉強会では、建物の修繕義務に関して問題となる点やトラブル事例、トラブルを予防するための対策、そして、老朽化した建物の建替を想定した定期建物賃貸借契約の活用やその際の注意点などについてお話ししいただきました。
講師紹介

関口総合法律事務所
弁護士