2016年9月15日に開催した第21回月例勉強会は、「取引先の地力が見える!知的資産経営報告書の基礎知識」と題し、当協会登録専門家で行政書士の片野真理子氏が登壇いたしました。
概要
事業を行っている方なら、取引先が安心して長くつきあっていける事業者なのか、知っておきたいと考えることでしょう。
不動産のような金額の大きな商品を扱う方々であれば、尚のことそうだと思います。
これまで、事業者の経営状態を計るものといえば、決算書や確定申告書などの財務書類が一般的でした(現在もですが)。
それは売上や費用などの数字をはっきりと見せてくれますが、事業者の持っている本当の力を映し切れているものかはわかりません。
逆に、「ここ数年実績が伸びていたはずの取引先なのに、急に失速して、売掛金の回収に苦労した」という経験をお持ちの方もいるかも知れません。
今回の勉強会では、事業者の地力を示すツールとして期待されている「知的資産経営報告書」について、基礎的なことを概説し、加えて経営の健全さを確認するツールとして注目されている「ローカルベンチマーク」についても解説しました。
講師紹介
片野社会保険労務士事務所/片野行政書士事務所
社会保険労務士
行政書士