登録専門家に訊く!(第6回)

登録専門家に訊く!(第6回)

当協会にご登録いただいている登録専門家の方々に、一問一答形式で様々な事柄をお伺いする「登録専門家に訊く︕」。

今回は、行政書士の藤田育伸さんにお話をお伺いしました。

― まずは自己紹介をお願いします。

平成7年度行政書士試験合格後、法律事務所勤務等を経て、行政書士藤田育伸法務事務所を開設しました。

在留資格(VISA)に関する手続き(入管業務)をメインとしながらも、法律事務所勤務の経歴を活かし、相続業務や各種契約書のリーガルチェックなども手掛けています。

― どんなご趣味をお持ちですか?

釣りや、陶磁器集めが好きですね。

釣りは、海釣りも川釣りも大好きです。

先日は、同業者と山中湖にワカサギを釣りに行きました。

陶磁器は、各地の陶器市や、百貨店の展示会などに出かけて手に入れています。

東京に置いておくと地震が心配なので、普段使うもののほかは北海道の実家に保管しています。

― 現在の主な取扱業務を教えてください。

基本的には先ほど話した通りですが、最近は専ら入管手続きを受託することが多いですね。

他は相続業務でしょうか。

外国人経営者の不動産コンサルティングのようなことをすることもあります。

― 協会の専門家に登録されたきっかけは︖

理事の方に誘われまして。

協会の活動方針を聞き、とても興味深く有意義だと思い、登録を決めました。

実は登録専門家としては最初の番号が振られているらしいです(^^)

― 専門家として登録されてみて、いかがでしたか︖

おかげさまで見識が広がった、というのが一番ですね。

― 当協会での活動を教えてください。

勉強会や、協会提携企業のセミナーの講師のほか、不動産ソリューションフェアに登壇したり(あれはすごかった、満員でした)、相続・事業承継ワーキンググループでの活動もしています。

― 当協会の率直なご感想をお聞かせいただけますか︖

不動産のスペシャリストが集まっているので、1つの取引をとってみても、通常のアプローチだけではない、多角的なアプローチが可能となる人材の厚さが大変魅力的です。

専門家同士の交流を協会が推進してくれるので、情報交換が活発なのも嬉しいですね。

― どんなコラボがありましたか︖

例えば、私の依頼者(元外国人)から、中古住宅を買いたい、と相談されたことがあります。

そういうときは、もちろん登録専門家で、この人なら間違いない︕という方に声をかけさせていただき、依頼者に紹介します。

逆に、例えば旅館業を経営されている方が外国人を雇いたい、というとき、私にその方をご紹介いただいて、一緒に最もいいスキームを考え、実行する、ということもありますよ。

― ご自身の「強み」はなんでしょうか︖

フットワークの軽さには自信があります。

長年の経験から、複数案件の優先順位を的確に判断することが得意で、最も効率的にかつスピーディに対応することができます。

また、許認可を取ったら終わり、ではなく、その後も継続的に(かつしつこくなく)依頼者へ連絡をとり、最新情報を伝えたり困っていることがないかを尋ねたり、1つの申請だけでは終わらないフォローが私の強みです。

― やってみたい業務・活動はありますか︖

これから増えるであろう外国人の不動産取引に対応して、それについてのワンストップサービスを展開していきたいですね。

登録専門家には、多岐にわたる士業のほか、不動産取引の最前線で活躍している方もおられますので、そういった方たちと協業する形で、協会の活動がより活発になるようなスキームが構築できれば、いろいろな方にとって役に立つと思います。

― それでは最後になりますが、不動産ビジネスに携わっている方に対して、一言お願いします。

今後ますます、外国人による不動産取引が増えると予想されます。

彼ら彼女らは日本人とは文化・習慣が異なるので、日本人の常識、取引慣習、従来のやり方が通用しない場面が出てくるかと思います。

そんな時は、トラブルになる前に︕ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

今回の登録専門家

藤田育伸

行政書士藤田育伸法務事務所
行政書士

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