仕事が終ったそのあとは
お気に入り…人は、お気に入りのことを楽しむために仕事をしているのかもしれません。
そんな、私のお気に入りは、仕事を終えてからお酒を少々嗜むことです。ただ嗜むといっても、店で人と共に楽しむ嗜みから家での一人飲みなど方法は様々で、それぞれの楽しみ方、嗜み方があります。
そこで、今回は家でのお気に入りの飲み方について。家では、文字通り自分のペースの飲み方、作法で楽しめます。私は、家では、おつまみもそうですが、器を毎回その時の気分やその時に嗜む日本酒の酒蔵の地域に応じて器を変えていきます。
例えば、ある日の写真の一コマでは、その日の日本酒は、新潟は佐渡に蔵がある「北雪」。そこで器を同じ佐渡ということで佐渡の無名異焼の器で。無名異焼は、そんなにはメジャーではありませんが、佐渡の鉄分を含んだ赤土で焼き上げる陶器で独特の肌触りと金属音を発し、器の色合いも個性ある光沢があり非常に特色のある陶器です。
ある地域の水と米でできた酒を同じ地域の土でできた器で酒を嗜む。同じ地域で完成された酒の風味、器の色合い、触れた感覚、器が発する音、これこそ五感の全てで楽しむことができる酒の嗜み方にしてお気に入りのひと時です。
さて、この文章も結びになりました。それと同時に今夜もまた、今日の嗜み方を検討する時間がやってきました。今回は、はたしてどんな組み合わせになりますか(´_ゝ`)
執筆者紹介
行政書士藤田育伸法務事務所
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