2022年10月18日に開催した第92回月例勉強会は、「~制度開始まであと1年!~ 消費税インボイス制度導入への対応と不動産業への影響」と題し、当協会登録専門家で税理士のの花光慶尚氏が登壇いたしました。
概要
いよいよ2023年10月1日から消費税のインボイス制度がスタートします。
消費税は、原則として「預かった消費税」から「支払った消費税」を控除することで納税額を計算しており、この仕組みを「仕入税額控除」と呼んでいます。
インボイス制度導入後は、「仕入税額控除」の適用を受けるには原則として「一定の事項を記載した帳簿とインボイス(適格請求書)の保存」が必要になります。
このインボイスとは「売手が、買手に対し、正確な適用税率や消費税額を伝えるための書類」と位置付けられますが、「インボイスを発行するには事前に登録して発行事業者になる必要がある」、「免税事業者はインボイスを発行できない」、「インボイスを発行しない事業者との取引を敬遠される恐れがある」など、今後の実務に多大な影響を及ぼすと考えられています。
制度開始を1年後に控え、制度の概要と今から準備すべきこと、不動産業への影響を中心にお話ししていただきました。
講師紹介
花光慶尚税理士事務所
税理士