- 2022.10.31
定期建物賃貸借契約における注意点
オフィスや店舗の賃貸において定期建物賃貸借契約が広く普及していますが、借地借家法の条文上、必ずしも明らかでなく判例上もまだはっきりしない点や、法律の条文には書かれていないけれども判例によってルールが示された事項など、注意が必要な点があります。 そこで、定期建物賃貸借契約において注意すべきポイントをいくつかみていきたいと思います。 1.期間の定めが明確であること 定期建物賃貸借契約書において、契約期 […]
オフィスや店舗の賃貸において定期建物賃貸借契約が広く普及していますが、借地借家法の条文上、必ずしも明らかでなく判例上もまだはっきりしない点や、法律の条文には書かれていないけれども判例によってルールが示された事項など、注意が必要な点があります。 そこで、定期建物賃貸借契約において注意すべきポイントをいくつかみていきたいと思います。 1.期間の定めが明確であること 定期建物賃貸借契約書において、契約期 […]
所有者不明土地の利用の円滑化 2021年4月に、所有者不明土地の解消に向けて、民法などが改正されました。この改正には、①今後所有者不明土地が新たに発生することを防ぐとともに、②すでに発生している所有者不明土地の利用の円滑化を図る、という2つの観点がありました。 今回は、すでに発生している所有者不明土地について、その利用の円滑化を図るための見直しについて、紹介します。 なお、これらはいずれも2023 […]
2022年10月18日に開催した第92回月例勉強会は、「~制度開始まであと1年!~ 消費税インボイス制度導入への対応と不動産業への影響」と題し、当協会登録専門家で税理士のの花光慶尚氏が登壇いたしました。 概要 いよいよ2023年10月1日から消費税のインボイス制度がスタートします。 消費税は、原則として「預かった消費税」から「支払った消費税」を控除することで納税額を計算しており、この仕組みを「仕入 […]
一般社団法人不動産ビジネス専門家協会では、不動産ビジネス及び各専門士業において活躍する当協会登録専門同士の懇親を深め、また広くネットワークを広げて、それぞれのビジネスを拡大することを目的として定期的に交流会を開催しております。 前回令和最初の年の11月に交流会を開催した後世の中がコロナ騒動に陥り、交流会等人の集まるイベントは自粛せざるを得ない状況でしたが、ようやく落ち着いてまいりまして社会も平常を […]
所有者不明土地の現状 みなさんは、所有者不明土地問題についてご存知でしょうか? 所有者不明土地とは、所有者が誰だかわからない、あるいは所有者の所在がわからない土地をいいます。平成28年度の地籍調査より国交省が推計したところによると、所有者不明の土地面積は約410万ヘクタールに相当し、九州の土地面積368万ヘクタールを上回っているとのことです。所有者不明率も全国で20.3%に達しているとのことで、所 […]
11月の勉強会は、「空き家ビジネス」の現状とこれからについて解説いたします。 ※本勉強会の参加方法には、会場参加・オンライン参加の2つの方法がございます。 開催概要 日 時: 2022年11月15日(火)19:00~20:30演 題: 旬な空き家ビジネス! 空き家が不動産業、士業の集客課題を解決する?講 師: 金石成俊(空き家コンサルティング株式会社代表取締役)会 場: 東京都中央区京橋1 […]
ビルオーナー、不動産会社向けの業界紙である「週刊ビル経営」にて、当協会登録専門家によるコラムを毎月連載させて頂いております。 今回は当協会登録専門家で弁護士の岡田友佑氏が「建物老朽化を原因とした明渡請求の実際について」と題したコラムを執筆いたしました。 今後も様々な切り口でコラムを書いてまいりますのでご期待ください。 執筆者紹介 岡田友佑 日本橋小伝馬町法律事務所弁護士 掲載記事 こちらからお読み […]
イギリス史上最も長く君主を務めたエリザベス女王が9月8日に崩御され、19日にロンドンのウェストミンスター寺院で国葬が執り行われた。国葬には天皇陛下をはじめ、各国の王室や首脳が参列し、女王の人柄と影響力の強さを感じさせている。 さて、女王崩御、即ち、相続が発生したことになるが、ここで注目されることの一つに新国王に即位したチャールズ3世が女王から相続した財産には相続税が課されるか?ということがある。イ […]
宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士の三好です。 家主・地主を務めていると、やはり心配になるのが「事業承継」です。 ・子供にどうやって引き継ごうかな・・・・自分が亡くなったとき、親族間で揉めて欲しくない・・・・相続税はいったいいくらになるのだろう・・・ 上記は一例ですが、家主・地主としては事業承継に関する悩みは尽きず、その中でも代表的なのは「相続」です。 また、「相続」の中でも悩みとして最も多く耳 […]